8月に行った高知の全レースの予想を懲りずにまたやってみたいと思います。
過去2回成績が良くなかっただけに今回はどこまで当てられるか。

<1レース 黒潮町潮風キルト特別(サラAB)>
◎:1 リワードブライトン (赤岡修次
○:4 パリスエトランゼル (中西達也)
▲:7 スプリングアーム  (倉兼育康)
△:6 ゲイリージュピター (西川敏弘)
△:10 ガーランド     (上田将司)


高知県黒潮町にある入野松原では毎年11月に布や古着などの切れ端を使った「パッチワークキルト」を海岸沿いの松林に展示する「潮風のキルト展」を開催。
高知だけではなく、全国各地から集まった「パッチワークキルト」が風光明媚な入野松原に展示される事から、毎年メディアで取り上げられ、多くの来場者を集めている。
今年は11月5日から7日まで開催された。
レースの方はリワードブライトンとパリスエトランゼルの一騎打ちか。
リワードブライトンの唯一の着外はデビュー2戦目で挑んだ高知優駿だけで、高知に戻ってから勝ち切れない競馬が続いていたが、前走で高知では11ヶ月ぶりに勝利を挙げた。大井でも勝ち星を挙げたように能力が高いだけにA級馬との対戦でも楽しみがある。
高知県知事賞4着の実績があるパリスエトランゼルは勝ち切れない競馬が続くもこのメンバーなら引き続き高確率で馬券に絡めそうで外せない存在。
2走前にA1選抜特別で5着に入ったスプリングアームが3番手評価に。


<2レース 福山・高知連携騎手交流第二十二戦(サラC2(ロ))>
◎:1 ケイエスシンヨシキ (サコ畑雄一郎)
○:6 セフティーベスト  (黒川知弘)
▲:4 モエレインパクト  (目迫大輔)
△:3 ブリットレーン   (☆別府真衣
△:5 ミヤマリージェント (岡崎 準)


ここはやや混戦模様だが、時計面から福山の騎手が騎乗する2頭に重い印を付けた。
ケイエスシンヨシキは福山の交流戦で常に上位争いを演じ、前走は2着。走破時計からしてメンバー中上位なだけに地元では3月以来の勝利なるか。
セフティーベストは近5走で2着に2回入っており、3走前の時計からしてここではメンバー中上位なだけに3勝目も狙える。
モエレインパクトは2走前と3走前に勝利を挙げ、今回は相性の良い目迫が騎乗。あとは時計をもう少し詰められれば。


<3レース こみパ事務局協賛ちゃん様お誕生日特別>
◎:5 カネショウシーズ  (倉兼育康)
○:2 ロンドンウィング  (岡崎 準)
▲:1 カズサスマート   (黒川知弘)
△:4 ネオスレイプニル  (サコ畑雄一郎)


1999年に発売され、その後テレビアニメ、コミカライズなど様々なメディアミックスが行われ、さらには同人誌即売会も開催され、2000年代初めに一世を風靡したleafの名作「こみっくパーティー」のヒロイン大庭詠美の誕生日レース・・・・・・・と言いたいですが、大庭の誕生日は3月20日とまだ早く、これは大庭のキャラデザ&サークル名の元ネタのサークルを運営しているみつみ美里氏の誕生日(11月16日)を祝してのレースとの事らしいです。
レース名にもなっている「ちゃん様」は大庭が自分の事を「詠美ちゃんさま」と呼ぶ事から。及びみつみ美里を指す言葉から。
レースの方はこちらも激戦模様。
本命は穴になりそうだがカネショウシーズ。3走前に1分25秒7の時計で3着に入っており、時計面ならメンバー中上位。2回騎乗して2勝の倉兼育康騎乗で波乱を演出するか。
ロンドンウィングは連続して3着に入っており、時計面でも上なだけにここは逆転も期待出来る
カズサスマートは前走C2選抜特別で4着に入り、さらにその前は0.9秒差の3着に入っている。元々南関東交流の特別で2着に入った実績があるだけに逆転の期待も出来るが・・・・・


<4レース 福山・高知連携騎手交流第二十三戦(サラC2(イ))>
◎:7 ウエスタンヴァース (☆西森将司)
○:8 エーシンエッティン (宮川浩一)
▲:6 アリマエンパイア  (サコ畑雄一郎)
△:5 セフティプレジール (黒川知弘)


ここはウエスタンヴァースが中心。
ここ8戦で大きく崩れたのが2回だけで常に上位争いしているだけに、このメンバーなら勝ち負けも期待できそう。
エーシンエッティンは9月以降勝ち切れない競馬が続くもこちらも常に上位争いしているだけに侮れない。
アリマエンパイアは前走は6着も大きく負けてなく、その前は上位争いを演じていただけに逆転があっても。


<5レース サラC1(イ)>
◎:3 タマノユウキ    (郷間勇太)
○:4 バンブーバファナ  (上田将司)
▲:2 パブリッシャー   (西山裕貴)


タマノユウキは前走差のない3着で時計面から見ても少し抜けている。それだけに今回は勝ち負けが期待出来る。
バンブーバファナは2走前に同距離のレースを圧勝。タマノユウキとは0.4秒の差があるが、今回どこまで差を詰められるか。
パブリッシャーは近3走で1分34秒台を2回走っており、ここも上位に食い込めそうだ。


<6レース 福山・高知連携騎手交流第二十四戦(サラB5)>
◎:1 スカーレットリバー  (中西達也)
○:5 ベストマダム     (倉兼育康)
▲:2 サンエムテイオー   (黒川知弘)
△:6 ヘイハチドリーム   (宮川 実)


サンエムテイオーが連勝でここに挑んで来たが、本命はスカーレットリバー。
連勝して挑んだ前走は3着も時計が早く、また勢いがある事から今回も勝ち負け出来る。
ベストマダムは高知に来てからまだ白星が無いが、時計が早いだけにそろそろ初勝利の期待も。
サンエムテイオーは連勝に加え、走破時計も早い事から今回も上位争いは確実。ただ、3連勝となるとどうか。


<7レース 通りすがりの町人協賛マイミカがんばれ特別(サラB4)>
◎:1 ナムラコマンド    (赤岡修次
○:5 ヒロカミオー     (西川敏弘)
▲:7 デュヴァル      (上田将司)
△:3 イーグルファンキー  (中西達也)
△:9 ハチノスカーレット  (永森大智)


レース名になっている「マイミカ」は高知所属の女性騎手の別府真衣と森井美香のこと。
別府はこのレースではシュピルマンに騎乗する。
11月16日から開幕するLJSに両者とも参戦予定だったが、森井が11日の調教中に落馬負傷したため、16日の金沢での第1ラウンド及び12月1日に名古屋で行われる第2ラウンドは欠場。
騎乗予定だった明日の2・3・8レースは全て騎乗変更となった。
レースの方はナムラコマンドの頭は堅いか。
前走C1戦を快勝しており、昇級戦でもこのメンバーなら通過点になりそうだ。
ヒロカミオーは前走で崩れたが、その前は堅実に走っているだけに高確率で上位に食い込めそうだ。
デュヴァルも2走前と3走前に連対を果たしているだけに巻き返せれば侮れない存在。


<8レース サラB3>
◎:4 アタゴコマンダー   (赤岡修次
○:7 プラチナグリッター  (倉兼育康)
▲:1 コスモエコロジー   (宮川 実)
△:5 ピクチャーオブユー  (郷間勇太)
△:8 パッショネートキス  (西川敏弘)


ここも赤岡の首位不動。
高知に来てから18戦9勝2着6回を記録。赤岡に手綱が戻った前走を快勝し、ここもこのメンバーなら高知10勝目は濃厚か。
相手筆頭にプラチナグリッター。3連勝した後のここ2戦が7着、4着と敗れているが、力は上位なだけに巻き返しを期待したい。
穴になりそうだが、コスモエコロジーは大敗が続いた後の前走で4着と復調の兆しを見せた。元々4走前にB4戦を快勝しているだけに復調した今なら。


<9レース サラB2>
◎:8 ロマンタッチ     (宮川 実)
○:3 バングラビート    (☆別府真衣
▲:1 フジヤマラミレス   (永森大智)
△:6 イブキゴルデルゼ   (倉兼育康)
△:7 セトノゼディタブ   (中西達也)


ロマンタッチは勝ち切れない競馬が続いているが、崩れなく常に上位争いを演じ、勝ち馬との差が無い事からそろそろ勝利を挙げてもおかしくない。2年前のトレノ賞を勝つなど重賞戦線で活躍しただけに5月以来の勝利なるか。
バングラビートも差が無く堅実な競馬をしており、B3戦を圧勝した力があるだけにそろそろここで勝ち星を挙げても。あとは別府に乗り替わってどうなるか。
フジヤマラミレスは2走前にB1の選抜特別で3着。さらに4走前にはB1の選抜特別を勝っている事からB2戦で前進を期待。


<10レース 龍馬まつり特別(サラB1選抜)>
◎:8 ロックビスティー   (赤岡修次
○:2 バンクレイド     (永森大智)
▲:6 ボーマタン      (西川敏弘)
△:1 マリスブラッシュ   (上田将司)
△:5 レッドスポーツカー  (☆西森将司)


高知競馬場の近くにある桂浜公園ではあさって14日から「第34回龍馬まつり」が開催。
毎年坂本龍馬の誕生日である11月15日に近い日曜日に開催されている。
来場者にケーキや軍鶏鍋が振舞われたり、格闘家のニコラス・ペタストークショー、書道パフォーマンス、少年剣道大会、よさこい鳴子踊り、風雲児太鼓など多数のイベントが行われる。
ロックビスティーはB1選抜馬相手でもすぐに勝ち負けに持ち込める。高知に来てから16戦13勝2着3回と連を外しておらず、走破時計からもすぐに通用する事から格上挑戦でも馬券では外せない。
バンクレイドは4戦連続2着と惜敗続きも崩れていないだけに侮れない。2走前に永森とのコンビで2着に入っているだけにここも上位争いに。
こちらは2戦連続2着のボーマタンは千六戦になるのはやや割引材料。それだけに過信は禁物か。
2走前に千四を1分31秒台で走ったマリスブラッシュも不気味だ。


<11レース 一発逆転ファイナルレース(サラC3(13))>
◎:5 プリンセスユイ     (永森大智)
○:1 メイキンマジック    (石本純也)
▲:8 エンプレスソング    (上田将司)
△:2 スピードオーバー    (郷間勇太)
△:4 マイネビレイ      (西川敏弘)


2歳馬2頭含む9頭立てで行われるファイナルレース。
難戦だが、本命はプリンセスユイに。
ここ2戦は勝ち馬から7.4秒、5.4秒離された惨敗続きだが、その前は当地未勝利ながらも長く堅実に走っており、この間に馬券にも数度絡んでいる。今回記者選抜戦になる事で変わってくれれば2年前の3月以来の勝利があっても。
メイキンマジックは3走前に3着に入り、時計でもメンバー中上位な事からここで大きく前進を期待したい。
エンプレスソングは園田からの転入初戦と2戦目に4着に入っており、その時乗っていた上田に手綱が戻る事から一発が期待出来る。
2歳馬2頭も勝ち馬から大きく離されていないだけにファイナルレースで一発あってもおかしくない。2歳馬とはいえ侮れない。