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テイエムキュウベエが勝った小倉3レースが終わった後、「あっ、そうだ、今日はひまわり賞の日だった。今やっているアニメの相方*1のレース名の日だったからそういう手もあったか」と思いながらひまわり賞の前売りを買う。
その九州産2歳馬のオープン特別であるひまわり賞はコウエイピースとカシノランナウェイの一騎打ちになり、コウエイピースが抜け出して快勝する。
母のダンツビューティから分かるとおり、障害女王コウエイトライや小倉3歳ステークスを勝ったコウエイロマン、トゥインクルレディー賞を勝ち、戸崎圭太に初めての重賞勝ちをプレゼントしたコウエイソフィアの半妹である。
これほどの活躍馬を出しているダンツビューティであるが、意外にも産駒のひまわり賞勝ちは初めて。
2000年にコウエイスターが挑み、コウセイロマンの6着、2001年にコウエイマジックが、2002年にコウエイソフィアがひまわり賞に挑んでいるが、テイエムマズルカ、マルシゲトニービンの3着、2006年にはコウエイパスポートが挑むもコウセイカズコの5着、2010年にはコウエイライトがテイエムキューバの4着に敗れている。
コウエイスターが一族として初めてひまわり賞に挑んでから12年、ようやく一族からひまわり賞馬が誕生した。
そしてこれも意外だが、ダンツビューティ産駒から九州産限定ビッグの勝ち馬が初めて誕生した瞬間でもあった。
九州産限定ビッグは他にたんぽぽ賞、霧島賞があるが、意外にもこの2レースに産駒が参戦する機会が少なく、コウエイマジックがJRA時代の2002年と高知時代の2005年に霧島賞に参戦しているが、9着、12着と大敗している。
果たしてこれから先、この一族からたんぽぽ賞、霧島賞に出て、そして勝つ馬は現れるだろうか。
コウエイピースは初勝利までにやや時間が掛かったが、この2戦での連勝で軌道に乗ったようだ。
この先、相手は強くなるが果たしてどこまでやれるだろうか。
8月25日
小倉9レース ひまわり賞(2歳・九州産)
芝1200メートル・良
1着:6 コウエイピース (川田将雅) 1分8秒9
上がり3ハロン:35秒2 4ハロン:46秒4
父:マンハッタンカフェ 母:ダンツビューティ 母の父:ホリスキー
鹿児島・伊東政清生産・馬主・牝2・青鹿毛
通算成績:4戦2勝
2着:15 カシノランナウェイ(野元昭嘉) 1 1/4
3着:5 カシノサトラップ (酒井 学) 1 1/2
4着:11 エスペランサ (田辺裕信) ハナ
5着:16 カシノコゴロウ (浜中 俊) 2 1/2
以下:テイエムイッキュウ、カシノレアネス、キュウシュウソダチ、クロヅル(佐賀)、テイエムオヒサア 、エンブレムゴール、カシノスペル、クラウンアリオン、テイエムハエオドイ、キリシマシュート、テイエムハエモンド(出走取消)
単勝 6 330円
複勝 6 110円
15 110円
5 140円
枠連 3−8 170円
馬連 6−15 220円
馬単 6−15 690円
ワイド 6−15 140円
5−6 300円
5−15 230円
3連複 5−6−15 480円
3連単 6−15−5 2280円