今日の東スポの連載はハルウララの血統と生産牧場の悩みが書かれてある。
生産牧場の信田さんはハルウララのおかげで牧場の馬が売れないという事になってしまった。
ハルウララは初子で、弟妹は7頭いるが、いずれも目立たず、そしてハルウララ・・・これでは売れそうも無い。
信田牧場について、調べてみたら、中央に統一GⅢエーデルワイス賞の勝ち馬で、フラワーカップ2着のトーセンリリーが現役のの勝ち頭。引退したのも一緒に調べてみると、94年の東京障害特別を制したニホンピロラックやサキノサラスト、ハヤテディマンシュなど活躍馬も多く出している。
ちなみにハルウララの母のヒロインの現役時代の成績は以下の通り。ナリタブライアンと同期だった。(http://keiba.nifty.com/db/horse.php?hid=1991102559
しかも、今、娘が走っている高知競馬場に2頭もヒロインの同期生がいるのはちょっとビックリかも。(ナムラコクオーオースミレパード)しかも成績を見ていると、バースルート(94六社特別で後のグランプリホース・サクラローレルを破った馬)と2戦戦ったり、現役最後のレースの勝ち馬がフェスティブキング(95関屋記念の勝ち馬。福島が大好きで、全5勝が福島であげたものだった)だったり、レベルはやや高かったかな。
しかも、血統も調べると、叔父に前述の二ホンピロラック、さらに近親には種牡馬にもなったモガミチャンピオンカブトヤマ記念)や95年のニュージーランドトロフィー4歳ステークス3着のアドマイヤゲイル(96上賀茂S)と血統自体は良く、また、なんとハルウララはあのビューチフルドリーマーの末裔。(ヒロインの血統の牝祖がビューチフルドリーマー。実は父親のニッポーテイオービューチフルドリーマー系)
父親のニッポーテイオー天皇賞馬で、産駒にはインターマイウェイダイタクテイオーがいるが、種馬としてはあまり成功とは言えない。でも、母系から見れば、かなり良血といってもいいだろう。何よりビューチフルドリーマーの血を両親から受け継いでいたことにビックリした。
だから繁殖牝馬としては価値があると思うんだけど・・・・・(参考HP:http://www.keiba.or.jp/haruurara/blood.html・高知の名物実況アナの橋口浩二アナ作成)