朝起きて、朝食とらずに岡山駅に向かう。
前日のハルウララ騒動が朝のニュースで流れているが、西日本放送のズームインSUPER!見ても、岡山放送めざましテレビ見ても、山陽放送のウオッチ見ても、どれを見てもハルウララが出てた。
とりあえず出発直前までズームインを見ていましたが、駅に着いて、スポーツ紙見ても、地元紙見ても、でっかくハルウララ
もう日本中どこに行ってもハルウララだった。
8時22分発の姫路行き各駅停車で姫路に向かう。
朝飯はキオスクで買ったかっぱえびせん2つだった。
しかし、よく寝たはずなのに眠い。瀬戸付近で寝てしまい、起きたら相生に電車は着いていた。
9時45分に姫路に到着。さっそく改札を出て、姫路競馬場行き無料バス乗り場を探すが、反対側の出口に出てしまい、25分もかけて市バス乗り場や神姫バス乗り場を探した挙句、出発直前にやっと見つける。
バスに乗って、姫路城の前を通過して、10分後に競馬場に着く。
競馬場に着いて、まず、特別観覧席の券を買って中に入るが、中はガラガラ。しかも、都市圏の競馬場にも関わらず、競馬場内も人がいなかった。
姫路競馬場は閑古鳥が泣いているという話はよく聞いていたが、まさにその通りだった。これじゃ園田競馬のお荷物みたいなものか。
特観席から見た姫路の風景はかなり風光明媚だった。コース側には六甲山系の山が見え、パドック側の所では姫路の街や瀬戸内海が見える。姫路といったら、姫路が生んだ名アイドル松浦亜弥あややもこんな風光明媚で歴史のあるこの姫路という街で育ったんだなと思いました。((注)自分はあまりハロプロ好きではありません)
さて、兵庫県競馬と言ったら、吉田勝彦アナを忘れてはならない。
地方競馬ファンなら知らない人はモグリと言われ、同業者の間からも「神」だとか「凄い」とか言われている吉田アナ。
この日も弟子の竹ノ上アナとともに実況をしていたが、やはり吉田アナの実況は素晴らしかった。わかりやすく、馬と騎手の動きを見ながら実況し、ゴールの所でビシッと締めてくれるような実況をするのは、もはや実況の枠を超えている。実況歴もうすぐ50年。その間にも数々の名実況を演じてきた大御所である。この実況を生で聞くというのは園田・姫路に来た証拠でもあるのだ。この神の実況を聞きに今日も全国各地から地方競馬ファンが旅打ちに来るという。
さて、馬券の成績はどうかというと、散々だった。
特にメインは2000円も勝負したが、買った同枠のオヤジバンザイが来てしまい、玉砕・・・・・
最終で枠連で2080円を当てるが、焼け石に水・・・・結局40%くらいしか取れずで終了した。
特観席からはコースのほか、すぐ近くには実況席があり、吉田アナや竹ノ上アナが実況している風景が見れた。
レースとレースの合間にはソファーでメシを食べに行ったり、昼寝したり、ジュース飲んだり、なんと銀パラに出すハガキも書いたりした。
場内にいた観客達もやはり話題はハルウララに集中。やはりどこもかしこもハルウララだった。
競馬場でハガキを書く旅打ち師・ハガキ職人いや投稿者は自分だけだろう。
最終終わって、姫路行きのバスの乗り込むが、道が混んでて、行く時よりも倍時間がかかる。
駅についてからは山陽姫路駅に向かい、阪神電鉄直通の特急阪神梅田行きで梅田に向かう。もちろん阪神山陽電鉄も乗るのが初めてだ。
これが結構飛ばす飛ばす。時速100キロ前後で次々と駅を通過してゆく。
須磨辺りでは瀬戸内海の海岸線がよく見え、その前の舞子付近では淡路島も見えた。海が見えたり、山の中に入ったり、田園地帯を走ったり、海岸線沿いに走ったり、結構いろいろ楽しめる路線だった。
神戸高速鉄道を過ぎた後、阪神電鉄に入り、地上に出たときにはもう日が暮れ、真っ暗になっていた。
甲子園のカクテル光線を見たり、阪神高速沿いを通過、神戸の町並みも見たが、9年前の震災の跡を少しずつ無くしている様だった。
山陽姫路から1時間半で阪神梅田に到着。駅を降り、阪急沿いに回り、餃々で餃子を食べ、JR京都線の新快速で京都に向かい、近鉄で大久保で降り、タクシーで親戚の家に向かったが、なんせ何年も来ていないから、勘も鈍り、最後は道に迷い、迎えに来てもらうほどだったが、何とか到着。
KBS京都ラジオを聴きながら、服を脱いで、風呂に入り、すぐに寝る。
ラジオで思い出したけど、姫路競馬場の特観席でKBS京都を聴こうとしたらなかなか入らず、MBSラジオだったり、和歌山放送だったり、四国放送が入ったり、西日本放送などが入ったりしていた。
うーん、姫路って意外にもいろいろな放送局が入りやすいのかも。